On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

11年

昨日、鈴の眼科にいってきた。


一歳から斜視の治療で眼鏡をかけてきた彼女。

はじめて異変に気づいたのは、姉の旦那さんだった。

 

「鈴、時々右目が真ん中に寄ってる。すぐ眼科に連れて行った方がいい。」

 

たしかに何か焦点が合ってないような感じがするときがあったものの、眼科に行くほどのものとは思ってなかった私。

 

でも初めて訪れた小児眼科で言われたのは、

「斜視」強い遠視。

 

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しゃし
【斜視】
目の筋肉の異常のため、一方の目がある目標を直視する時、他方の目がそれと別の方向に向かうもの。やぶにらみ。

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近くのものがぼんやりとして殆ど見えていないのだと知った。

そのことに気づいてあげられていなかったこともショックだったし、1歳から眼鏡をかけるというのがどんなものになるのか想像もしたことがなかったので、かなり動揺した。

 

斜視を治すには、何年にもわたって、目の筋肉の矯正をするための眼鏡をかけることが必要だと知らされた。

 

こんなに小さいのにメガネになっちゃってかわいそうに、と、周りの人たちが言った。

その一文字も、鈴の耳に入らせたくなかったので、目に力を込めて訴えた。

かわりに私は、100万回「鈴の眼鏡、かわいいね」って言おうと心に決めた。実際、可愛かったので(笑) 

しつこいくらいに可愛いと言い続けた。  

 

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ささやかな努力の甲斐があったというよりは、本人の持ち前の太っ腹さ(笑)?で、眼鏡が好きな子どもに育った。

「いつか眼鏡がいらなくなることがあっても、度なしのメガネかけてようかなー」

なんて、本人の口から出てくるくらい。

 

たしかに、ほんとうに可愛くてよく似合ってるし、言ってみればトレードマーク。なにも問題ないな!と思ってたし、今も思ってる。

 

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けど。


昨日の診察で、突然の朗報。

 

お医者さんにはじめて言われた言葉があった。


「順調に遠視が治ってきています。左目に

至っては、もう眼鏡がなくてもいいくらいです。」

 

もう長いこと眼科に通って来たけど、「眼鏡がいらなくなる」なんて言われたのははじめてで。キラッキラの笑顔でこっちを見る鈴。

私も、言葉に表しようのない喜びがあふれすぎたまま鈴を見る。

 

「ありがとうございます…!」


診察室で、大興奮で喜びあった。

 

1歳から、ですよ。

鈴は眼鏡をかけないで過ごしたことがほとんどない今世なわけで。

 

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鈴4歳。みずき6歳。インドにて。

万が一向こうで眼鏡が壊れた時のためにスペア眼鏡持っていったなー。笑

 


鈴が眼鏡をかけていることは、もうずっと当たり前だった。

 

「もし治るなら、7歳くらいまでに治ります」とお医者さんに言われたことがあった。

だけど、7歳を通り過ぎても一向によくならない。トンネルで例えるならその出口は、何度眼科に通えどずっとずっと見えてなかった。

それが、はじめて、大きな転機を迎えた。

 

治るんだね。よかったね…!!

眼科からの帰り道に鈴と手を繋いで話す。

鈴は、「やーーー嬉しいですなーー!でも伊達眼鏡かけるかも笑笑」とやっぱり眼鏡好き😂

 

かーちゃんばっかりハラハラしてて、ほんと、子どもたちは私よりいつも肚がすわってるよ笑

 

 

 

帰宅後。

一人になって、ほっと一息ついて、ベッドに仰向けになった。

 

ら。


唐突に、思いもよらぬところで、噴出するみたいにある感情がこみあげた。


気づいたら。一人でわあわあ泣いていた。

 

えっなんで泣いてんだ私?!

何がなんだかわからなかった。


けど、この感情に名前をつけるのなら。


「安堵」


どこかで張り詰めていたものがほどけたみたいだった。自分でもびっくりした。

大丈夫って言ってたくせに、呑気に振舞ってたくせに、案外ちゃんと心配してたらしい(笑)

 

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なにがあっても、一生眼鏡をかけていたとしても、それでも大丈夫。


そう思っていても、それでも、鈴と手を繋いで眼科に通い続けた11年。

最初の9年は、電車で2時間かけて、日本で一番治療技術の進んでいる病院に通い続けたりもした。

呑気にはしてたけど、同時に祈りつづけた11年でもあった。

 

 

そりゃ、こみ上げるものもあるよね…

 

と、「大泣き」っていう自分の反応に驚いて、自分で自分の頭をよしよししたくなった。

本当に。長いことがんばった!

私も鈴もえらい!よかった、よかった!

 

 

 

泣いてる私の横に豊田さんがきて、クラニオセイクラルを鈴に施してくれると言った。(彼は副職?がクラニオセイクラル師)


人を本来のかたちに戻す手伝いをする。

それが、クラニオセイクラルだから。


偶然にも、豊田さんにクラニオを教えてくれた人も、お子さんの斜視を治したくてクラニオを学び始めた人だったそうな。


その人の想いにまで共鳴されてしまったのか、余計に泣いた。


喜びでこんなに泣いたのは久しぶりだった。

 

もう、ほんとーーーに。

子どもたち、相変わらず、いろんな気持ちにさせてくれるよね…笑

 

こんな気持ちにさせてくれる人たちに、今世すでにたくさん出会えてるから、私の人生、きっとすごくいいもんだ☺️

 

神さまありがとう。

引き続き、前を見て生きます☺️