On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

旅日記番外編〜『先にはじめてる人』


2018.1.5 Dongmakkai
これからここに書くことは、心配性の私の母が読んだらひっくり返るような内容だ。(多分、読むんだろな…)

エコビレッジに滞在をはじめて一週間がすぎる。さて、そろそろ移動するかと子どもたちに伝えると、衝撃の回答が。


「やだ。」

え!やだ !??(・∀・)

旅の終わりまでここにいたいという。
友達もできたし、ビレッジの犬や鳥たちは可愛いし、ご飯も美味しいし、好きなだけ寛いで過ごしていられる。そんなあたりが、理由。


「いつここを発つんだい?最初は2泊の予定だったよね。笑」
オーナーのヴィンセントに聞かれて、私はそろそろ旅立とうかと思ってることと、だけど子どもたちの要望はこうなのよねと伝える。
するとヴィンセントまですごいこと言い出した。

「ここに子どもたち置いていって、君だけどこかに旅行してきていいよ!ぼくたちファミリーが面倒みるよ!」

ななな
えっ😐
なんと!!!

みんな面白いことばっか言うから笑っちゃう!よろしくお願いいたします!

そんなわけでいま私は、ラオス北部を目指すバスに乗っている。ひとりで。

突然始まったひとり旅。
突然始まった海外ホームステイ。

旅先でたまたま知り合ったファミリーに子どもたちを預ける。
普通に考えると多分、すごい話。

だけど一週間このエコビレッジに滞在してみて、ここに流れてる空気を感じて、その上で私の中にあるのは「ここなら大丈夫」という安心感。

私も日本で場を作っていたからなんとなくわかる。この場を作った人がどんなことを愛しているのか。どんなことを目指して、どんなことを大切にして、この場を育てているのか。

「多分、ここはラムピリカとそう違わない未来を見ているんだろなあ」

そう思えたから、ヴィンセントが提案してくれた時驚きさえしたものの、不自然さや不安は感じなかった。


ヴィンセントのビレッジのいいなと思うところは、宿泊者を無防備に信頼しているところだ。

ビレッジのいたるところにロックというロックをかけ始めたら、いくらでもかけられるところを、ほとんど全くと言っていいほどかけない。

大きな冷蔵庫から水やビールやジュースや、好きに自分の飲み物を取り出してOKで、会計は後日の自己申告制。
レンタルバイクは有料だけどレンタル自転車が無料。しかもとてもクオリティのいいマウンテンバイク。お金を取ろうと思えば取れるけど、自転車を使って欲しいから無料なんだと思う。環境に優しいから。
さらにそのレンタル自転車にはロックがついていない。乗って出かけた先々ではロックつけないまま自転車を放置しておくわけだけど、ラオスの人たちにとってかなり高価な自転車なんだろうけど、盗まれたりするようなことがないらしい。

「ヴィンセントが先に世界を信頼してくれている」

ロックをかけた分だけ不信が生まれる。
ロックを外した分だけ信頼が生まれる。
もしかしたら世界は、そんな図式で成り立っているのかもしれない。

なんだか私は、ここに仲間を見つけたような嬉しさを感じている。

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2018.1.6. VangVieng
最後に東南アジアを旅したのはちょうど1年前位。そのときから、この一年くらいの間で面白い変化がいつの間にか自分に起きていたこと、今回の旅に出て確認している。

それは、一言で言うなら「いとも簡単にぼったくられる」と言うこと。笑

以前は、こちらが観光客だとわかると高い金額をふっかけてくるトゥクトゥクの運転手などに、負けてなるものかと値段交渉していた。

だけど今回の旅では、不思議と、わーふっかけてるなぁと思いながらも、言われた金額をそのまま払っている私がいる。
不思議と、「負けた」とか「騙された」とか、以前のように思わない。

お金が十分にあるわけではないので、正直きついなぁと思うこともあるんだけど、それでもどうしても、もっと安くしろと言う気にならない。

なぜなのかよくわからないけど、私にはえもいえぬ「気持ち的な余剰」がある気がしているのと、そもそも東南アジアでこんなにゆったり長期旅行をさせてもらえるのも、所謂「先進国」が、所謂「発展途上国」から搾取してる図式がまだまだ全然あるからだよなあと思う。そう思うと、言われた金額は決して高くないと思えるし、あとはなんだろう、「世界にお財布は一つ」って概念が好きなので、お金(富)は失われているようでいて失われていない。そんな感覚が湧きやすい。
夢見てるだけなのかな。だけどこの自分の感覚を無視して行動することができない。

ラムピリカで自由料金制をやってきたのも、この変化に大きく加担していると思う。『労働に見合った対価』とかそういう概念、きっとそのうち世界からなくなる。
後は、2018年からは、自分の作り出すものに対して自分が欲しい金額を、自分からしっかり表現していこうと決めているところがある。だから、ぼったくろうとしてる人も、欲しい金額を素直に言っているという点では私の先輩かもしれない笑


とはいえ、「自分のことをリスペクトした上で他人も大切にできる人のところにいる。そうじゃないか所からはすすすと離れる。」という習性が私にはどうやらあるので(自分の行動見てるとほんとそう笑)、そういう意味ではヴィンセントのビレッジは、完全に先にヴィンセントの方からこちらを信頼してくれていること、あとはヴィンセントが自分のビジョンを信じていることーー「ただビジネスがしたいわけではない。それよりも、もっと未来にいいことがしたい。」という方向性が手に取るように感じられるので、自然と滞在期間が長くなっていったんだろうと思う。

さて、長々書きましたが。
突然始まった、初めての海外ホームステイ&海外ひとり旅。
みずすずさんは今頃どんな時間を過ごしているんだろう。

一夜明けて私はいま、ヴァンビエンというヴィエンチャンから北にバスで5時間ほど進んだ村に一人でいる。

朝起きて、バンガローの外に出たらこんな景色。最高。

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これからバイクを借りて、あの山々にもう少し近づいてみたりしてみようと思う。

↓近づいた後の追記。

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最後に余談的メモ。

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「完璧だ」と思えるような瞬間が人生には時々訪れる。
自分の感受性を守ると決めて生きてきた自分へのご褒美なんだと思う。

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西洋の人と話していると、ブンとかボンとか、ブクシュルルルル(墜落音?)とかピュヒュルルルル(口笛)とか、いろんな音がするから面白い。
言語が全然通じなくても、アクションとその効果音?だけで案外会話が成り立ってしまったりするからすごいなと思う。
まじ、表現力、ですな!

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アジアに来てからほんとうに、びっくりする位、みずすずさんと姉妹に間違えられる。
カフェで食事をしていたら、隣の席に座っているベトナム人一家のお母さんが「私たち3人のお母さん」と勘違いされていたこともあった笑

 

昨日のバスで一緒になった日本の大学生の男の子からは、同年代ちょっと上くらいに思われてたらしい。

単純に、うれしい。(〃ω〃)

みずすずがいつのまにかすっかりお姉さんになってたんだなってこと。あとはそれだけ私の顔が緩んでるってことなんだとおもう。

今回の旅を支援してくれた人たち。
行っておいでよと背中を押してくれた人たち。
ラムピリカを借りてくれた人たち。

私のいないラムピリカを守ってくれている人たち。


…みんなの顔を思い浮かべる。
心から、感謝の気持ちを伝えたい。
私はいまとても幸せだ。

 

追記その2 ↓

バイク旅の途中。たまたま見つけた川で遊んでたら牛御一行さま。いっぱいきた笑

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幸せなわたしを日本に持ち帰って、2018年もいいものたくさん、クリエイトしていくぞー!(^O^)

 

 

“Humor is Future.”