On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

2017年締め。旅日記前編。

2017年。本当に、よく生きたなあ。いい仕事もたくさんしたなあ、とおもう。

 

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くるくるとまわりすぎた頭をクールダウンすべく、一週間前、わたしは娘たちを連れて行き先を決めない旅に出た。

 

今は流れ流れて、タイ南端ランタ島の、おそらく一番標高が高い場所にあると思われるバンガロー。夜風あたりの心地よいバルコニーでこの文章を書いている。

 

遠くに暗くなった海が見える。静かな虫の声がそこかしこで聴こえる。蚊取線香を焚いて、滅多に吸わない煙草を蒸し、娘の淹れてくれた珈琲を時々口に運ぶ。

ゆっくり、2017年のことを思い出している。

 

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バルコニーからの夕陽。江の島で沈んだ夕陽が、しばらくするとここで沈むんだな…なんて考えながら眺めていたら、友人から「今日の江の島の夕陽」と写真が届いてタイミングのよさに笑ってしまった。

 

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どこにいくんだか、迷走気味にはじまった1月。
いきなり仙骨傷めて入院の2月。
心も身体も魂も?痛くて痛くて、前世&来世分も気持ち泣いたでしょってくらい泣いた浄化の3月。
世紀の大失恋をしたと思った4月。
なんだかぐちゃぐちゃして死んでた5月。
友人が喫茶店に呼び戻してくれた6月。
友人が喫茶店の危機を救ってくれた7月。
怒涛のイベントラッシュスタート。タブーに飛び込んで風穴が開いた8月。
お父さんバンクが生まれた9月。
頼もしい協力者が、仲間が、次々集まり始めた10月。
「ラムピリカ、ちゃんと育ってた!」周りの人に教えてもらった11月。
「お前は、そんなもんじゃないだろう。」強烈なメッセージが届きつづけて肚がきまった12月。

 

 


そして今。私はちゃんと、さらっと、新しい恋をしている。
世紀の大失恋は、インパクトは確かに大きかったけれど、思っていたほど世紀の大失恋ではなかった。只中にいるときはわからなかったけど、なんだちゃんと前に進めるもんだなと思う。懐かしい思い出にはいま、とても爽やかな風が吹いている。

 

 

出逢いも別れも、いいことも痛いことも、たくさんたくさん起こった日々だったけれど。


振り返ればシンプルに思う。

 

「まじで、全部の出来事、一個も外せない、全部必須項目だったな…!!!」

 

人生はおもろい。人生はドラマだ。

一つ一つの出来事が紡がれて、こうやって今日も人生は続いていく。
わたしが世界の、どこの空の下にいても。

 

生きていてよかったと思うことが最近多くて、旅立ちの前に人生初、自主的にご先祖様のお墓参りをしてしまった。


「命をつないでくれてありがとう」


って、照れ臭いけど、生まれてはじめて素直に言いたくなったから。

 

 

 

この旅では一旦クールダウンしつつ、2018年からの新しい未来図を、描きたい新しい世界のカタチを、描けたら。そんな風に思っている。

 


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以下は旅日記。

 


12月20日

朝6時に船橋の実家を出発。5分前まで年末の展覧会の絵を描いていた。

旅立ちの直前までイベントラッシュ。時間がない中でよくやった方だと思う。

ほんの三週間くらい前に誘われた展覧会への参加、思い切って飛び乗ってよかった。

ずっと怖かった、『絵を描く』ということ。

一度は真剣にやりすぎたからこそ、怖かった。

だけど今回の制作時間の中で、「ほんとは私は、もっともっと、絵を描きたいんだな」って気づくことができた。とてもいい機会になった。CHAPAWONICAありがとう。あなた達の無茶振りは、人を元気にする、人を開くエネルギーがあるね。個性爆発アーティスト13人が集う展覧会は大晦日まで。

https://www.facebook.com/events/165423100859295/?ti=icl

 

 

 

成田空港を発ってベトナムハノイへ。
現地時間の午後3時頃到着。空港近くのホテルに移動。

 

フロントで教えてもらった、地元の人に人気だという食堂で夕食。
おかずのラインナップに「これイモムシだよね」があって全員テンション一時下がるも、その他のおかずと白米とスープの美味しさにど肝を抜かれる。ベトナムご飯すごい!!!すごい!!!!!
少食偏食気味の娘たちが何杯もお代わり。

 

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食堂の人に撮ってもらった。指入ってた。

 

 


12月21日
ベトナムからラオスに入り、そこから南下してタイに入るコース」を最初思い描いていたものの、ベトナムのあまりの寒さ(16度)に参ってしまい、すぐにバンコクに飛ぶ。
南へ!暑さ、暑さください!!!

 

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バンコク市内滑走のトゥクトゥクでテンションMAXの我ら。

 

 

バンコク到着から滞在時間もそこそこに、夕方にはホアランポーン駅からさらなる南を目指して夜行列車に乗る。

 

私はタイの夜行列車が大好きだ。のんびりのんびり、田園風景から都市部のスラム街から、くぐり抜けるみたいに夜の間中ひた走る。

 

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世界のどこにいても折り紙。

 

 

美味しいお弁当やおやつをカゴいっぱいに入れた物売りの人たちが、途中の駅で停まるたびに乗り込んできて、やさしい笑顔でどう?って聞いてくる。子どもたちと、好みのものを選んで買う。

 

暇つぶしにギターを弾いていると、近くの席の白人カップルが「Louder!(もっと大きな音で!)」と言うから照れ臭くて笑う。

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寝台列車の座席は夜が近づくと2段ベッドになる。
真っ白ぴかぴかのシーツが張られたそこに寝そべると、電車の心地よい揺れが背中から伝わってきて、深く深く眠りに落ちていく。

 

 


12月22日
車窓から白い光が射し込んでいて目覚める。5時。

二段ベッドは箱椅子の座席に戻され、窓の外を流れていくジャングルみたいな田園風景をぼんやり眺めながら、髪をとかしたり朝食のりんごをかじったり。

 

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8時。タイ国鉄の最南端、トラン駅に到着する。

 

駅を出てすぐのツーリスト会社でランタ島行きのチケットを手配する。トゥクトゥクとマイクロバスを乗り継いで3時間移動。

 

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バスの中。器用に眠る。

 

 

Easy Life Bungalowというオーガニックファームの中にある宿にたどり着く。

 

通されたバンガローのバリアフリーっぷり(主に虫さん向け)に三人で驚愕するも、まあ人間慣れるもので。

夜に出現したツキノワグマみたいな模様の巨大Gを、みずきがその辺にあったプラスチックカップで捕獲、窓から外に追い出すという適応っぷりだった。強い。みーちゃんまじかっこいい。

 

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ウェルカムドリンク。その場で椰子の木から切り落としてくれた。最高にフレッシュで喉ごし最高の美味。

 

 

12月23日

 

私が当たりくじを引く。
昼ごはんに食べたソムタム(パパイヤサラダ。大好物😭)が大当たりした。


その後3日間、何を食べても下してしまうし戻してしまう。ウルトラデトックス期突入である。胃がキリキリ、ずっと痛いし気持ち悪い。

 

みずすずさんはそこそこ気遣いながらも、楽しく勝手に過ごしてくれていてよかった。んだけど。

こちとらお腹痛いって言ってんのに時々、「ねーねー!海行こうよ!一緒に泳ごうよ」「ねーねー!レンタルバイクでどっか行こうよ」などなど、忘れた頃に何の悪気もなく何回でも聞いてくるものだから。

 

ついに腹痛開始から3日目の夜。

「何回も痛いって言ってんじゃんほっとけってまじで!!!!!⚡️⚡️」

ブチキレてしまった。


言ったあとでやるせなくて情けなくて本気で泣いた。

 

「ごめんなさい…😭」子どもたちも泣いた。

 

今こそ言いたかった、

「お父さんバンク、ください。。。😭」

 

いくら子どもたちが大きくなったと言っても、やっぱり私一人だとなかなかにきついな。。。

特にこういうトラブル時。

 

江の島に帰ればみんながいる。お父さんバンクもある。

江の島に、瞬間移動で帰りたくなってる私がいた。

 


12月24日

一日中バンガローのカフェでゴロゴロして過ごす。お腹は相変わらず痛かったけど、ギターを弾いたりノートに落書きしたりオーナーの子と遊んだり。

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ベンチで寝そべりながら、うっすらと汗がにじむ程度のほどよい暑さがありがたかった。

 

みずすずは、オーガニックファームの中で仔犬の姉妹を見つけて一緒に遊んでいた。
W姉妹。可愛いな…。
眺めているだけで癒された。

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12月25日


バンガローの人たちはほんとうに、体調の悪い私に対して家族みたいによくしてくれたのだけど、体調が悪い上にバリアフリーすぎる(主に虫さん向け)のバンガローにこれ以上滞在するのはストレス過多だったのと、あとは、こどもたちのエネルギーの発散場所が必要だなと感じて移動することに決める。交通の便は悪いけど、島の天辺にあるプール付きのバンガローへ。

 

「エアコンある?!Wi-Fiも?!!よっしゃー!!」
「プールあるの?!よっしゃあああああ!!!」

 

天下取ったぜみたいに喜ぶ彼女らを見ていて、ああまじでこの現代っ子お姫様たちは私だけの手には追えません早く全世界にお父さんバンクください。。。
と再び思いました次第!!!(業務連絡)

 

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12月26日

「お腹空いた!」って久しぶりの感覚がやってきて早朝に目がさめる。
前の日に買っておいた真っ赤なドラゴンフルーツにナイフを入れる。

ジューシーな果実を齧る。
お腹の様子をみる。

 

…。

 

痛くない。
痛くないぞ!
やったあああああ抜けたああああ😭

 

というわけで、元気になっていきなり次の移動先を決めたくなって、決める。


長年行きたいと望んできたラオスへの航空券を予約。明後日出発。


ラオスベトナムの北にある。寒いかもしれないけど、南の島ですっかり心身温まったからもう大丈夫。(適当)

 

「当たり前だけど、今更だけど、3人で旅行するってめっちゃお金かかるな…😨」

と、ご飯食べるたび移動するたびごそっと減っていく残金に恐れおののく。

だけど、やりたいことをやる、行きたいところへ行く以上に優先順位の高いものなどない!(?)ということで肚を決める。
明日死んでも後悔しないように。

 

と、ここまでバルコニーで書き終えて部屋に戻ると、みずすずさんは昼間二人で商店に出かけて大量に買い込んだフルーツ…熟れた特大マンゴーにザボンにみかんに、ナイフでばさばさ切って、殆ど食べきってしまっていて笑った。よく食べるね。成長期だね。

 

東南アジアの片隅、平和な夜が流れてる。

 

 

 

前編、とタイトルに書きましたが、後編とか中編があるかはわかりませんが、
To be continued...

 

”Humor is future.”