On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

夜ノ魔法のあとさき


「自分に向かう」ことには、孤独が伴う。何かを選ぶとき、他人の評価や意見に依らないで自分の内側の声を頼りに選ぶことになるのだから、その結果起きてくることの責任は自分が負うことになる。
誰のせいにもできない。人から嫌われるかもしれない。孤立するかもしれない。
でもほんとうの意味で「自分を生きる」って、そういうことなのかもしれない。
そんなことを考えたり感じたりしている日々。

と、こう書いてみるとなんだかすっごく厳しいことばっかり考えてない?って自分で自分に問いたくなっちゃうけど、今の自分にとってはそうすることが心地よいからただそうしてる、としか言えない。
今は自分に向かうことに集中しているけど、飽きるようなときが来たら多分さらりとやめるだろうと思う。(どうかな、こればかりはやめられないのかな)

先日、喫茶店で夜ノ魔法シリーズ。
△カンケイのハジメカタ。
https://www.facebook.com/events/822400141249407/?ti=icl

親密な人間関係の新しいかたちを見せてもらって、とても嬉しい気持ちになった。
三人が三人とも、強烈な個性の持ち主、唯一無二、その上三人の表現や在り方がわたしの好みに全員ヒットするという奇跡の組み合わせで、本人たちが新しい関係性を楽しんでいる以上に、私も外から見て楽しませてもらっている感がある。

生きているうえで生まれるどんな感情も、エンターテイメントだなと最近思う。
喜びや可笑しさや楽しいこと、そういう明るいテイストのものはもちろん大好きだけれど、悲しみや怒りや心のざわつきも、どれも自分に「自分」を知らせてくれるきっかけになる。生きている実感にもつながる。

あー、ざわついてるなあ。
ううーん、悲しいのね。
そらまじでむかつくね!

そんな風に自分に一言言ってあげるだけで、「じゃ、それ感じたうえで、次どうしよっか?」そんな問いはまたひとつ自分をクリアにしてくれる感がある。

そんなことの色々をすごくスマートに、葛藤しながらも結局はポップに、現在進行形でできてるのが今回登壇してくれた三人組だと感じてる。そして三人の「なう」を三人で包み隠さずに共有できているというのがほんとうにすごい。それって無敵じゃないか。すごくセンスのいい類の知性を感じるし、ああこうやって人類って進化していくのかもね、と思ったりする。

で、彼らの姿に刺激をもらいつつ、じゃ次に私はどうするの?というところに結局立ち戻る。
わたしはいま、自分の内側で鳴る音が日に日に豊かになっていったらいいと思っている。会いたい人に会いにいく。見たい景色を見にいく。受けたい影響をもらいにいく。益々自分の中の音が自分好みになっていく。そしてその音を愛し続ける日々のなかで、きっとまた素敵な恋ができるんじゃないかなと感じている。


「恋愛とセックスは、人生のなかで比重が大きい。その人の幸福度?を左右する割合が大きい。」というようなことをカヤノさんがイベントの中で言っていて(これをさらっと言える男の人ってなかなかいないな、すごいなと思った)わたしもほんとうにそう思う!と激しく同意した。

ただ盲目的な恋愛脳になればいい、ということじゃなくて。いい恋愛が、自分の世界に与える彩りの豊かさと言ったらない。これはいつの時代も不滅の真実なのではないかな。恋愛もセックスもこれ以上ないほど、他者との深い関わり合いを生み出すことができる気がするから。

だから、恋愛を通して新しい世界を開拓していってる三人の豊かさといったら想像を絶する。世間一般の「こうあるべき」とされた形から外れたところを、心の向くままに自由に歩く三人の視界から見える世界は、いったいどんなものだろうと思う。

だってそっちの世界ーー『恋愛って、こういうもんでしょ?』の形から外れた世界ーーまだ体験したことないんだもの。「どうやらもっと自由な世界があるらしいぞ」と知識として知ってはいても、実際にそこに飛び込んではいないので、それは「知らない」のと同じだと思う。

まゆさんが、三人の関係を通して「これまで2Dの世界しか知らなかったのが、3Dとか4Dの世界があることを体感をもって知っていく感じ」と表現していた。たくさんの世界があると知った、その上で、自分好みの世界を、2Dでも4Dでもなんでも、各々が好きに選んでいったらいいんだって話していたことがとても印象に残っている。そう、世界は広がる。増やせる。そしてその中から、自分の生きたい世界はいつだって自分好みで選べる。

見知った世界だけが全てだと思い込んで、世界を限定すると一気に息苦しくなってしまうものだけど。愛も濁ったりしてしまうものだけど。
彼らの在り方を見ていると、ああなんて世界は、いくらでも豊かに広がっていく可能性を孕んんでいるんだろうと思う。

「こんな恋はじめてだ!」
って笑って叫んじゃうような恋を、去年の今ごろ体験した。
最近その恋が終わって、その時には「もうこれ以上の体験なんて人生に訪れないんじゃないか、私の人生終わったのでは!」なんて絶望的な気持ちに駆られたものだったけど。

いまもなお生き続けているわたしは思う。
三人が恋愛を通して世界を拡張したように、わたしもわたしの世界を、もっと深く、もっと広く、拡張していけるんだろうなってこと。
自分ともっともっと親密になりたい。どんな自分を、世界を、クリエイトしていきたいのかきっともっとよく聴こえるようになりたい。
そうやって、自分の内側の音が豊かになった分だけ、外の世界を自分好みに拡げる余白も増える。そんな気がしていて。

わたしはいま、自分の声を、内側で鳴る音を、ひとつも逃したくない。
ガツガツしてるよ。ギラギラしたい。もっともっと。

と、ここで思い出した大好きな詩があるので、まるごと転載してしまいます。


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「一人は賑やか」 茨木のり子

一人でいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな森だよ

夢がぱちぱち はぜてくる
よからぬ思いも 湧いてくる
エーデルワイスも 毒の茸も

一人でいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな海だよ

水平線もかたむいて
荒れに荒れっちまう夜もある
なぎの日生まれる馬鹿貝もある

一人でいるのは賑やかだ
誓って負け惜しみなんかじゃない

一人でいるとき淋しいやつが
二人寄ったら なお淋しい
おおぜい寄ったなら
だ だ だ だ だっと 堕落だな

恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
あってくれ


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「こんな恋はじめて!」
はきっと更新できる。
そう思うと、こうして文章を書きながらもワクワクで身体がリアルに震えて来る。

そんな意味でも、希望を、可能性を目の前で見せてくれる三人に何度でも「ありがとう」と言いたい気持ち。

これからも、ありのままの三人を生きてほしい。最高にクールで正直で探究心満載!な三人の在り方で、魅せてほしい。
わたしも、これからもどんどん、安心して勝手に、益々透明な「わたし」になるね。
愛してるぜ!!!(*≧∀≦*)