On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

わがままの功績

同じ病室内に、超絶わがままなおばあさんがいる

 

 

「ご飯?食べたくなーい!」

「流動食?まずー!」

「えっ代わりに豆乳ドリンクくれるの?おいしーい!」

「いろんな味があるの?やったー!」

「車椅子の移動?あの看護師さん(背が高くて優しいメン)がいいー!」

「ベッド動かすの?やだあああ」

 

どこか骨折してるらしく、一日中寝たきりなんだけど、痛みを感じるたび突然に

「いたああああああああい!!」

絶叫

それも1時間に3回は叫ぶ

 

体を拭いてくれる看護師さんに

「あっはははははははくすぐったあああいあははは

 (突然声トーン変わり)いったああああい!!!!!!!」

 

隣でテレビ見てる別のおばあさんに向かって突然

「うっさいよお!」

いやいやあなたの方が圧勝でうるさいw

 

 

《ナースコール名言集》

プルルルル…プルルル…(ガチャッ)

看護師さん「はい」

 

おばあさま

「(自販機で)コーヒー買ってきて!」

「こっち来て!来たら(要件)教えてあげる!」(私超絶吹いた)

「蚊が飛んでるー!」

「トイレ」

「ごちそうさまでした!」(食事終了の報告)

「痛いよー!」(現状報告w)

「ねえねえなにしてんの?」(暇らしい)

「落としたー!拾って!」(何を?!というツッコミをしつつ吹いた)

 

入れ替わり立ち替りでいろんな患者さんが同じ病室に滞在するのだけど

これまでも超絶わがままなおばあさんは何人かいた

こんなお年寄りには絶対なりたくないなーと思うような人

こじらせてんなーみたいな人、結構いた

 

でも今いるわがままばあさんが不思議と全然嫌な感じがしなくて

それは、ここに書いた全部がネチネチした声色じゃなくて

カラッとしててなんか甘えん坊な声で話されていて

可愛いというか、憎めないというか、聞いていて笑っちゃうというか

 

 

動けないなら動けないなりにやりたいことは湧くもので

先日、看護師さんに必死の直訴でミニギターを病室で弾く許可をもらった

 

病室内の皆さんにも許可をもらって、日中ときどきぽろぽろと弾いている

その時、わがままばあさんだけ、知ってる歌があると一緒に歌ってくれる

私は少しだけ調子に乗って 自分の弾きたい曲の合間に

昭和の懐メロとか弾いたりする

だって一緒に歌ってくれる人がいると嬉しくなる

 

看護師さんには「静かに弾いてね」と釘を刺されていたけど ふと気づくと音量気にせずに弾いてる

 

なんてったって我が病室には無敵のばあさん

わがまま特攻隊長がいるおかげで

ちょっとだけ安心して私もわがままできる

 

なんだかんだでほかのおばあさんたちも楽しいらしく

わがままばあさんの挙動に吹き出す声がよく聴こえるし、ギターはもっと弾いてとリクエストがくるし、なんだかこの病室には自由な空気がある

わがままばあさんのわがままに対応する看護師さんたちも、「もー!」とか言いつつ笑っちゃってる

 

 

ありがとばあさん

笑いをありがとう

素直さをありがとう

結構うるさいけどw

おかげかどうだかこの病室は平和です

 

なんのためらいもなく

「われがまま」のあなたが好きよ♡

 

 

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