On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

春の香りがする

1:15pm

わたしはたった一つのことも守れないのか、たった一つのことも覚えていられないのかと落胆しそうになる時がある。

落胆しそうになるのだけど、いや、落胆するのだけど、でも、落胆する必要ないな、というところに最後にはいつも行き着く。

わたしは、人間は、自然物だ。毎瞬間、自分でもわからないような速度で変化し続けている。

でも、たったひとつ、一番大切なものだけがお腹の下の方の、底の方に、「在る」

このことだけはきっと変わらない。

これは、一番大切なことなのに、一番忘れやすいことなのかもしれない。

でも、落ち着いて窓辺に腰掛けて、空を、山を、海を見て、深呼吸していれば、思い出せる。

一番大切なたった一つのものは、いつもここにある。

 

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6:20pm

人が好きだなと思う。

優しさも、労わりも、だめさも、残酷性も、美しさも、醜さも、突き動かされたり、躊躇ったり、見栄を張ったり、嘘をついたり、困惑したり、悲しんだり、怒ったり。好いたり、嫌ったり。頼ったり、求めたり。

 

人が好きだなと思う。

みんないろんな形で、自分を表出させたり隠したりしながら、自分を見つけたり見失ったりしながら、生きている。耳に届くようには聴こえなくても、細胞の全部が生きろと言ってるから生きてる。

 

人が好きだなと思う。

わたしはわたしを、不器用なりに愛しているなと思う。精一杯。

わたしはわたしを、抱きしめて生きていこう。これからは、もっともっと、大切に抱きしめよう。

 

そうしていれば、きっともっと、差し出される愛に気づけるようになると思うんだ。

いつだって愛されてる。

いつだってほんとうは、愛されてきた。

 

 

 

 

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3:00am

左の腰から大腿周辺に激痛が走る。

ナースコールで痛み止めの追加をしてもらう。

 

落胆があった。前日のセルフヒーリングワークがうまくいっていると思っていたから。

 

痛み止めが効いてくる頃、天井を見つめていたら涙が落ちた。わたしは弱い。

 

でも、弱くてもいいよ。

 

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9:00am

再び「クォンタムタッチ」の本を開いた。開いたところにちょうど、こんなことが書いてあった。 

 

「ヒーリングが進んでくると、痛みが一時期、著しく強くなるポイントがある。これは好転反応で、ヒーリングが進んでるということに他ならないので、そこを越えて完全に痛みが消失するまでヒーリングを続ける必要がある。」

 

そうか…なんだ…

 

と思ったけど、なんだかぐったりと疲れてしまって、引き続きワークをしようという気はあまり起きなかった。それよりも、眠りたかった。掛け布団を顔のほうまで深くかぶって、夢を見るほどに眠った。

 

 

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1:20pm

 

理学療法士さんがリハビリルームに行こうと迎えにくる。

車椅子がベッドから少し離れたところに置かれていたので、壁やベッドの柵に手をつきながら、少しずつ歩いて車椅子のところまで行こうとした。

あとから教えてもらったのだけど、その行為に理学療法士さんは驚いていたという。

リハビリで「歩く」ことだけに意識が向かっているときのわたしの顔は、必死の形相らしいのだけど、目的が「歩く」以外のところ(車椅子をとりにいく)にあるときには、あんなにも軽やかな表情で動作するんだ。そう思ったらしい。 

 

 

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1:50pm

リハビリルームの施術台の上に仰向けになって、理学療法士さんが時間をかけてマッサージとストレッチを施してくれた。

 

わたしが怖がる時に、一番力が入ってよくつってしまう箇所を、ゆっくりゆっくりほぐして、伸ばして。完全に脱力を迎えたところから、リハビリがスタートした。

 

歩行練習用のバーにつかまりながら、歩いた。足や腰のみならず、肩にも腕にもつい力がはいってしまいやすいことはもうよくわかったから、全身の力を極力抜いて、バーを握る手も極力ソフトに、握るか握らないかの強さで。

 

遠くのほうをみながら、ゆっくりと歩いた。

自分の脚で歩いている、という感覚があった。

静かな喜びで全身が満ちていた。

 

 

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2:50pm

圭吾さんのお話会@国立で知り合った友人・総長さまがお見舞いに来てくれた。

 

お土産に、桜のお団子や、「茶・プリン」という抹茶プリン(総長が紙袋からおもむろに取り出して「これ、茶プリン(チャップリン)」と見せてきた瞬間、爆笑して腰がつるかと思った笑)や、不二家のペコちゃんの真っ赤な紙袋にいっぱいのお菓子をもってきてくれた。

 

春の香りのするお団子を一緒に食べながら、1時間半くらい話をした。

 

総長は面白い。生き方が、真面目で真剣なのに、そこに必ず面白さをもって生きてる。面白がって生きてる、というか。そこに深い知性を感じる。色々悩みつつも俄然前向きだ。

わたしは、この人のこと、すごく好きだなあと思う。帰り際にハグをしてもらった。

一時間半の間、わたしは痛みを感じずにベッドにまっすぐ腰掛けていられた。

 

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今日もたくさん自分を感じた。

たくさんひとを感じた。

いい1日だった。

まだ早い時間だけど、もう眠ろう。

おやすみ世界。