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On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

初開店日

1月3日、喫茶ラムピリカ、2017年最初の開店日。圭吾さんと一緒に開店することになった。

 

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いばや通信で有名な圭吾さん。発信力の高い彼が前日にブログで開店の告知をしてくれていたこともあって、この日はおそらくラムピリカ史上最高の来客数になった。

 

いつものようにのんびり開店になるんだろうと目論んでいたわたしは、いつも通りのんきに構えていたのだけど、告知されていると知ったときには手が震えた。一体お客さん何人来ちゃうんだ…?

開店時の看板、最近は開店前にいつも新しい絵を描くのだけど、昨日は緊張からか何度描き直しても定まらず、結局未完成のまま開店。そして閉店から約24時間後の今日やっと、完成した。笑

 

ラムピリカはいつも、開店してもそれほど沢山はお客さんが来ないので、わたしは本を読んだりギター弾いたりしながら至極のんびり過ごしているのだけど、昨日は違っていた。

 

開店時間中はずっと動くなりお客さんと話すなりしていたので、閉店後身体は心地よく疲れ、心は充足感に満ちていた。昨晩は、ほんとうにぐっすりとよく眠れた。

 

一夜明けて、昨日を振り返ってみる。

 

ーーー

 

珈琲を淹れていても、パンケーキを焼いていても、圭吾さんが隣でしきりにギャグを言ったり可笑しな挙動をして笑わせてくれるので、多分、いつも以上に美味しく珈琲を淹れられた気がします。笑

美味しく珈琲を淹れたいとき、ハッピーな気持ちでいるかどうかというのはきっとすごく大事なので。

 

圭吾さんのギャグは面白いのですが、時々スベっていますが笑、本人全然めげずに言いつづけるものだからその無邪気さと無鉄砲さ具合に結局は笑わされてしまう。あまりに私が笑うからか、「千秋さん、イージーですね」と言われる。だって可笑しいんだもん。

 

(⇩こちらは熱海での1枚。「千秋さん!」と背後から呼ばれて、振り返ったらうさぎ先生だった。笑  ブログではときに神聖な雰囲気すら漂っていますが、素の彼はほんとうにお茶目でひょうきん者です。)

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ーーー

 

開店中の圭吾さんの「抜け」具合がすごくよかったなと思い出す。

 

来店者が続いてオーダーが重なって、わ、いよいよ来ましたぞ…!みたいな緊迫した空気になりそうなときにかぎって、圭吾さんはお客さんにもらったわらび餅にきな粉と黒蜜をかけて食べ始めたりする。うま!うまー!これやばいですよ千秋さん!とか言ってる。

 

えっなぜいま…!(゚o゚;;

と一瞬思うも、そんな「抜き」のうまい圭吾さんを見ていて気が抜けて、結局私は笑ってしまう。うわほんとに美味しそうだなやばいな…!わたしも食べたい…!となる。

 

「一刻も早くオーダーに対応しなければ!」的な焦りから、「ああそうだった、なにも急かされる必要はなかった。リラックスして珈琲淹れることが一番大事だったよね!」と、自分の一番大切な中心に戻ってこられる。

 

5時間の開店中、ラムピリカ始まって以来の注文数だった気がするのだけど、それにしたって随分、リラックスして幸せな気持ちで珈琲を淹れ続けることが叶ったものだなと思う。

 

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ーーー

 

千「圭吾さん、お皿洗ってください」

圭「イヤじゃ!」

 

なにか作業を頼むと、3回に1回くらいはこういう返事が返ってくる。

だけど、口ではそういいながらも圭吾さんはまっすぐ頼まれた作業に向かっていく。

 

3回に2回は、

「まいぷれじゃー♡」

「おっしゃ!」

とか言いながらまっすぐ作業に向かっていく。

 

要するに、助けてって言うと必ず助けてくれる。しかも、その姿が全然恩着せがましくなくて軽やかで、この人つくづく、ほんとうに素敵だなって思ってしまいました。はいすみません!!!(〃ω〃)

 

ーーー

 

長居していくお客さんが圧倒的に多かった。

印象的だったのが、茅ヶ崎市から来店してくれた女性。
初対面の方たちと相席して、会話を楽しみながら過ごしていた。珈琲にも料理にも感激してくれて、喜ぶ声が聞こえるたびに私は幸せな気持ちを膨らませていた。

 

彼女は数時間をラムピリカで過ごしていったあと、一度帰宅されて、しばらくすると自前の調理器具を持って再来店された。


「すごく元気の出るお菓子なんです」

 

と、その場でデーツボールというヴィーガンスイーツを作って店内にいた全員に振舞ってくれた。

一口食べると、ほんとうに、身体の内側から潤いが生まれるような美味しさだった。

 

「こんなことしてもいいのかな、ってすごく迷って、何度もお店の前でウロウロしながら悩んだのですが、今日が素晴らしかったのでどうしても皆さんにご馳走したくて、勇気を出しました!」


そう話してくれた彼女の頬は少し赤くなっていて、でも嬉しさで目がきらきらと輝いているのが見て取れた。彼女の気持ちが、ほんとうに眩しいなと思った。

 

なんだかほんとうに、つくづく、

今日開店してよかったなって思った。

 

ーーー

 

一日を通して、いつもの開店日とは違う空気が流れていたように思う。

 

来店してくれたお客さんの多くが圭吾さんに会いたくてきた、圭吾さんのブログを読んできたという人たちだった。

その人たちと、ラムピリカの常連さんとが相席したりしながら会話に花を咲かせていた。自然と交流が生まれていた。

 

この感じは、いつものラムピリカとちょっと違うなと思った。思い出されるのは、圭吾さんの熱海の家で時々開催されているわたり食堂の雰囲気。

 

「訪れた人たちが自然と仲良くなっていく」

 

この空気感、普段のラムピリカにも無くはないのだけど。

自己開示やオープンな繋がりに対するみなさんの意欲。そんなものが生まれるのが至極容易、というのかな。

これはきっと、圭吾さんの影響力なんだろうなと思った。

 

私がいつもラムピリカで大切にしているのは、時間が経つのが忘れられてしまうような空間づくりと、思わずほっと、心も身体も緩んでしまうような美味しい珈琲、それに食事。

 

そこに加わった、圭吾さんの不思議な存在感と影響力。リラックスして安心して、自由を繋がりを、その場にいる人たちが広げていく。

 

  

至極人間味のある豊かさを、感じ続けることができた一日だった。

 

おこがましいかな。でもなんだかすごくこれ、いいタッグなんじゃないかなと思った。

 

また一緒に開店してみたいな、と思った。

熱海の無料の喫茶店、Envelopeも、そのうち。

 

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