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On the way always

日々の記録と、思うこと徒然。自分のために綴ってます。

みずすず家出日記

新人類 diary

一昨日の朝7時頃、目覚めると、みずきと鈴が布団の中にいなかった。

 

家の中のどこを探しても見当たらない。

どゆことー。


2人の携帯に電話をかけてみると、出た。

どしたの、と聞くと一言だけ、短く返事が返ってきた。

 

「家出」 

 

おおーそうですか…。

えっ。

なんでやねん!

思いつつも、とにかく眠かったのと、
もう考えたくないなと頭がストライキを起こしたのとで、

分かった、好きにしてください

とひとこと返して電話を切った。

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ことの発端はその前の日の夜に遡る。

みずきが、私と最近かわした約束
iPadは1日1時間半まで使用可」
をさらりと破った。

なんで破るんだよー、二人で一緒に作った約束じゃないかよー、と訴えると、豪快に逆ギレされた。
そんな約束してないとまで言い張りはじめた。

ほー、そうくるかと思ったので、

では私も瑞稀との約束破りますね。
嘘つきますね。
iPadあげたのは、嘘でした。
故に、返してもらいます!

ということで、まぁ若干めちゃくちゃなんですが、彼女からiPadを取り上げた。

大変な勢いで返してと訴え続けるみずき。
私は、約束破ったんだから先に何か言うことあるだろうと返すのだけど、てんで耳をかさない。

彼女の抗議の仕方が、あまりに勢いがある上に堂々としているので、もしかしたら私の方が間違っているのかしら…?なんて気持ちになってきてしまうくらいだった。

いま起きていることが、彼女はてんでわかっていないんたなと思った。(私もわかっていないかもしれないけど)
そしてそれは、連日の寝不足(iPadの見過ぎ)でイライラしてた彼女には、いくら言葉で伝えようとしても伝わらないなと判断した。
よし、ちゃんと怒ろう、と決めた。
そして、本当に久しぶりに、怒りの鉄拳を下した。ごつんというか、ばしんというか。

暴力反対!

と叫ばれた。

あなたが今やっていること、約束を破った上に謝りもしないで怒鳴り続けることは、はたして暴力じゃないと言えるのか!

と返した。
(こういうときの私は瞬発的に本当に口がよく回るなとおもう)

ぐ、、

と一瞬なるも尚、返して!返して!を連呼するみずき。

もうダメだうるさすぎて家にいられない。
しばらく外に出るね。と言って私がコートを羽織ると、もういいよ!寝る!と言って、彼女はやっと静かになった。

よかったと思い、もう知らんと言って、とりあえずそのまま布団に入って私も眠った。

そして、朝起きたら2人がいなかったというわけ。


------

電話で、

「家出」

とだけ言ったことに対して、私があまりにあっさりとした反応だったから逆に心配になったのか、みずきの方からすぐに電話をかけ直してきた。

「昨日は約束を破ってごめんなさい。iPadとられたことが頭にきたから家出をしたと言うよりは、色々考えすぎて頭がパンク寸前だったので、頭を冷やしたくて家出した。」

とのこと。

電話ごしに聞きながら、目の前のテーブルの上に、2人が書いたと思われる置き手紙があるのを見つける。


そこには達筆で、

『パンク寸前の頭を冷やしに家出します みずき』

『気が乗らないけど、みーちゃんに誘われたので一緒に家出します すず』

と書かれてあって、一瞬ふいた。

好きなだけフラフラしたら、そのうち戻ってくるだろう、と思い、

「わかりました。好きにしてください。」


とだけ返して、また電話を切った。

 

とりあえず、二人のケータイには

 

「あなた達が何をやっても、何もやらなくても、愛していることだけは永遠に変わらないから安心して家出してください。」

 

とだけメッセージを送った。

 

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ここまでが、起こったこと。

私の心境はと言いますと。


「家出…。まじですか…。」

という気持ちと共に、

 

まぁ、長い人生、家出くらいするよね。
家出できるくらい成長したってことだよね。
1人ならまだしも、2人一緒だし、何も心配することないよね。
学校休んでフラフラしてたら補導されるかもしれないけど、それもまた経験よね。

 

などなど、考えようとする。
自分を落ち着けようとする。
実際、落ち着いたつもりだった。

 

だけどもしかし。

 

隣人ぺこさんに、起きたことを打ち明けた瞬間の「胸のところから重いものが落ちていった感」が途轍もなくすごかったので、自覚してる以上にわたし、「食らってた」んだな…と。
思い知らされた。

 

その後、続いてラムピリカ・ネイバースのちえこさん、遊びに来てくれたほっしーとゆいぴょすに、次々話せば話すほど、心が軽くなっていった。

話すうちに、徐々に、みんなの笑いを取りにいけたくらいだ。

 

そこで思ったことは、


わー!ほんとに!まじで…! 

子育てって大変…!
ていうか、人間相手って大変…!
がちんこで向き合うとき、絶対1人きりで抱えちゃダメだ…!

 

てことと、あとは、

 

人に話すだけで、問題が軽くなっていく感とか、問題が問題じゃなくなっていく感、半端ないですね…!!


ということを思った。


子育てにも人間関係にも、答えなんてないし、正解が欲しいわけじゃない。

ただ、人との距離が近ければ近いほど、いろんなことが必然的に起こる。

適当にやりすごすこともできるのかもしれないけれど、性格的にそれが難しい私は、人に頼りまくって相談しまくったほうがいいんだなと、改めて、思いまくった。


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家出した2人のその後の行動は、あっさりしたもので、午前10時半頃には帰宅した。

何してたのかと聞いたら、藤沢駅方面に出かけてフラフラ歩いたり、プリンを作るための材料を買いものしたり、学校どうしたの?と聞いてくる大人に対して適当な返事をしたりしていたそうだ。

友人各位に話しまくってスッキリした私も、もはやiPad問題も家出問題も過ぎ去ったこととなってしまって、もはや今となっては、みずきとやりあった時の怒りも家出がわかったときの深刻さも、微塵も取り戻せない。

 

みずきとすずも、散々好きにほっつき歩いて、その後ほっしー達にも愚痴を言いまくったりしていたら、いつのまにかすっきりしたみたいだ。

 

 iPadに関しては、とにかく iPadの見過ぎで寝不足が続いているから、無制限に使ってもいいけど夜の8時半までね、ということで当面の折衷案?が決まった。

 

昨晩は平和な夜だった。
「お休みの前のギューとチューして❤️」
とみずきにねだられ、渾身のギューとチューをする。

 

その後、完全寝るモードなのに鈴が突然リコーダーを吹き始めて、やめてくれー!と言ったら逆ギレされるも、家族全員、夜9時半に布団に入った。

 

はい、ここで人の言葉を借りますね。

人生は続く。

 

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